そろそろ、真夏の暑さも和らいできて、子供と出かけることが増えるシーズン。
地方だと移動のメインは車になりますよね。
そこで、いろんな人から聞いた高速道路の豆知識を紹介します。
すでに10年以上毎日車に乗っていますが、今まで知らなかった事もありました。
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知ってると慌てない!高速道路でのトラブル
下りるべきインターチェンジを通り過ぎた!?そんなときは
最近、高速道路の逆走のニュースをよく耳にしますが、お年寄りの勘違いや認知症だけでなく、「目的のインターチェンジを通り過ぎてしまい逆走した」という理由も一定数存在します。
高速道路(一般道もですが)での逆走は、大惨事を招きますので、絶対にしないようにしましょう。
さて、もし目的地のインターチェンジをうっかり通り過ぎてしまった場合、お金が勿体無いなぁ・・・と思いながらも次のインターチェンジで一旦料金所を出て通常通り折り返していたのですが、実は「お金がかからずUターンできる方法」があったのです。
※ 私が知ったのが最近なだけで、すでに知っている!ってひとも多いのかもΣ(・∀・;)
【ひとつ先のインターチェンジで特別転回】
目的地のインターチェンジを通り過ぎてしまった場合には、そのまま次のインターチェンジへ向かい一般の料金所(ボックスに人がいるレーン)に入って、係員の人に通り過ぎてしまった旨を伝えてください。その際に、チケットがある場合にはチケット、ETCの場合にはETCカードを係員に渡してください。
2区間以上すぎてしまっていたとしても、係員に申し出ると対応をしていただけます。
この場合、ETCレーンを通ってしまい機械決済が完了してしまうと、返金などが難しい為、通常料金を支払う事になります。
また、サービスエリアなどにあるスマートICなどでは、係員がいませんので、この方法は使えません。
必ず、一般料金所で係員の人に特別転回の処理をしてもらうことが必要になります。
これだけでも、無駄な費用が発生せず、失敗しちゃった~っ的な嫌な気持ちも減りますね。
場所にもよりますが、私は、折り返しで余分に800円近く払っちゃいました。(T_T)
「逆走車あり」の表示が出たとき、安全に走行するには?
走行車線上に逆走車があると、道路上にある電光案内板やハイウェイラジオ、ETC2.0などで「逆走車あり」の注意案内が出ます。
※JAFが再現 逆走車の恐怖(JAFチャンネル)より。
いままで幸いにこういう場面には遭遇したことがありませんでしたが、実際こういう案内表示が出たらどうすれば良いのでしょう?
「速やかに一番左の車線へ移動する。」
これは、逆走をしているドライバーが左車線を走行していることが多いからなのだそう。
こちらからすれば、追い越し車線を逆走してくるわけですね。
逆走ドライバーも自身が正しいと思っているわけですから、基本左側を走る可能性が高いのもうなずけます。
しかし、確率が高いというだけで、確実に左側を走ってくるわけではありません。
その為に、左側に移動しさらに前方の車と車間距離をあけておきましょう。
これは、前方車の前の状況はあまり見えませんから、前方の車が逆走車を避けたとして自分にぶつかる可能性があるからです。
「逆走車あり」を見たときは、一番左の車線を車間距離をあけて前方を注視しながら走りましょう。
高速道路上で車のトラブル!そんな時は?
高速道路上で人が跳ねられてしまう事故。先日も徳島県の高校生が犠牲になってしまう痛ましい事故がありました。
私も一度、高速道路上で車が故障し、路肩に止めたことがあります。
一般道と違い、走行スピードが高く大型車の通行も多いので、大変怖い思いをした覚えがあります。
もし、故障やトラブルで高速道路上に車を止めないといけなくなった場合はどうすれば良いかまとめました。
1. 走行中に、パンクや車の調子が悪くなり安全に走行が出来ない場合は、まずハザードランプを着け徐々に徐行しながらできるだけ走行車線にはみ出さない形で路肩に停車。
2. ドライバーは車が止まっていることを後方に知らせる為、発煙筒と停止表示板を車から50メートル以上離れたうしろに置きます。同乗者は、その時に速やかに次の 3 を実行します。
3. 路肩から高速道路外に出られる場合にはガードレール等の外に、よほどの事情がない限り「助手席側」から出ます。その際、車の近くは大変危険です。車の後方へ離れて避難待機するようにします。
高速道路外に出られない橋や高架の場合には、追突された場合に備え、車の後ろ側へ車から50メートル以上離れてガードレールなどに身を寄せておく。
4. スマートフォンや携帯電話で救援依頼をする。電話がない場合には、1Km毎に非常電話が設置していますので、そこから救援依頼をします。
スマートフォン、携帯電話から「♯9910」へ電話すると自動的に道路緊急ダイヤルへつながります。
その際に状況を説明しオペレーターの指示に従います。
また、JAFに加盟している方は、その緊急ダイヤルからJAFへ依頼してもらえます。
保険などのロードサービスはご自身で連絡する必要がありますので、連絡先などをスマートフォンに登録したり、車に電話番号などの資料を置いておきましょう。
5. 連絡後、道路パトロールカー、または高速機動隊の方などが到着して現場整理などをしてくれますので、来るまで道路外で待機しておく。
道路上での作業は決してせず、必ず安全な場所で待機が基本です。
発煙筒で後方へ知らせる。 → 同乗者も含め車から離れたガードレール外へ避難 → 「♯9910」か非常電話で連絡 → パトロールが来るまで待機する。